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街並みに溶け込み、以前からそこに建っていた様なこの住宅は、外壁を杉下見板張りとし、古くなっても落ち着いた雰囲気となる様に配慮しました。
玄関、リビングからつづく薪ストーブのある土間にはカウンターが設置され、パソコンやご主人の趣味のダーツなどが行われるご家族団欒のスペースとなっています。この土間には床暖房がなされ、直接床に座ったり、寝ころがったりできるくつろぎの空間です。
2階ホールへと延びる薪ストーブの煙突が印象的な吹き抜けの天井には、シナの羽目板が貼られ、階段の格子の手スリはタモの無垢材をふんだんに使い、木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間を演出しています。
主寝室の床柱や和室の照明器具には、ご両親が建てられた住宅の一部を思い出として残したいというご夫婦の希望があり、かつてご両親が使っていた住宅のものを使用しています。
以前の住宅の思い出とともに新しい思い出がきざまれることを願っております。
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