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落ち着きのある切妻屋根に、塗り壁と下見板のコンビネーション。大きく張り出し軒下には、縁側風のテラスを設け、暮らしのなかに大いなるゆとりを演出。
いたるところに使われた自然素材が年月とともに深みを増してゆく住まい。家族のライフスタイルと感性にマッチした木の家は、これからの人生にさらなる歓びをもたらすだろう。
どんな住まいを建てたいのか。それは、どんな暮らし方を望むのか、という問いにも等しいだろう。
HOPの家に魅せられて、新築入居から1年。Tさんご家族は、ご夫婦と小学2年生、4歳の息子さんの4人。 「家はもっと後でもいいと思っていたのですが、考えてみると人生のなかで子どもと一緒に暮らす時間は、意外に短いではないかと。男の子2人なので、なおさらです。それなら、みんなで楽しく住める家を作ろうと思ったのです」。
家庭菜園で収穫した野菜が食卓にのぼり、広い庭先を駆け回る元気な子どもたち。そんな今の暮らしがとても気に入っていると、奥さま。何ごとも自然を意識したライフスタイルに、HOPの家は最高だという。
「ナラの木の床や珪藻土の壁、天然素材をたくさん使っているところがいいですよね。時間が経っても古びることなく、年代に応じて好きでいられる予感がしたのです。これがポイントになりました」。
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T邸を象徴するもののひとつに、昔ながらの縁側を思わせる大きなテラスがある。軒が大きく張り出しているため、雨や雪の日でも気持ちよく過ごせるのだ。夏には家族でバーべキューを楽しみ、冬は雪遊びに疲れたお子さんたちが、縁側に足を投げ出してココアであったまる。まさに、1年中フル活用だ。広々としたリビングにはトップライトが設けられており、天井から光が燦々と降り注ぐ。太い梁にはハンモックが吊るされ、お子さんの格好の遊び場となっている。
「子供が室内でどんどん走り回れるのも、以前のマンション生活では考えられなかったこと。しばらくはソファをおかず、この広い空間を開放してあげたいですね」。
愛着のある大きなナラのテーブルが、この家に来てやっと居場所を見つけたかのごとく、しっくり馴染んでいるのもうれしいという。
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